フリーランスって自由そうで憧れる!でもこれといったスキルもないし…。未経験からいきなりフリーランスになるのは厳しいかな?
こんな疑問にお答えします。
最近、個人でお金を稼ぐ方が増えてきており、「フリーランス」という働き方がますます注目されています。
ただ、フリーランスになるには専門のスキルが必要になるケースが多いので、敷居がなかなか高く、目指しにくいのも事実です。
とはいえ、
- 「スキルがないけれどフリーランスになりたい!」
- 「もう会社で消耗したくない…」
と考える方も多いはず。僕もそのうちの1人でした。
そこで、この記事では、未経験からフリーランスを目指す際のおすすめの職種や注意点などについて解説します。
記事自体は2分ほどで読めますし、フリーランスになるためのヒントを得られるので、フリーランスとして働くことを検討している方は、ぜひご一読ください。
目次
未経験でスキルがなくてもフリーランスにはなれる
稼げるかどうかは別として、フリーランスには誰でもなることが可能です。
というのも、最近ではクラウドソーシングで、スキルがなくてもできるような仕事を発注していることも多く、誰でも簡単に稼げる時代。
とりあえず1円でも稼げれば、普段引きこもっているニートでも「フリーランスです!」と言えばもうフリーランスです。
また、フリーランスになるための手続きなども特にありません。
未経験でフリーランスになる際のおすすめの職種3つ
フリーランスには誰でもなることが可能ですが、稼げないと意味がないですよね。
とはいえ、スキルなしで稼げるような仕事はありません。それなりに稼ぐには、ある程度専門的なスキルが必要になります。
逆に言えば、スキルがあれば稼ぐことは可能。そのため、「何もスキルがない」という方は、まずスキルをつけるための勉強を始めましょう。
ちなみに、以下の5つは、勉強する方法や稼ぐためのノウハウがネット上にたくさん転がっているのでおすすめ。独学で勉強しやすいので、未経験からでも参入しやすいです。
- コーダー
- webライター
- 動画編集
- メディア運営
- youtube
流れとしては、上記のどれかを勉強しつつ、理解できたら実際に仕事を受注してみる、という流れがおすすめです。以下で詳しく解説します。
コーダー
コーダーとは、HTMLやプログラミング言語を使って、webサイトを構築する仕事のことです。
web制作会社の下請けとして働くケースが多く、クライアントからもらったデザインを元に、実際にwebサイトとして実装するまでが主な役割。時にはデザインを任されることもあります。
個人的な意見ですが、他の職種に比べて、勉強方法や稼ぎ方のノウハウが一番多く、ググればたくさんの情報が出てくるので、挑戦しやすいジャンルだと思います。
また、未経験でも30〜40万円くらいなら、4ヶ月ほど勉強すれば到達可能。実際に僕もこのジャンルで稼げるようになりました。
詳しい勉強方法や稼ぎ方については、プログラミングで稼げるようになるまでのロードマップ【完全独学】こちらの記事で解説しているので、興味がある方は参考にしてみてください。
webライター
webライターとは、ネットのメディアなどに掲載する記事を執筆する仕事のことです。
例えば、今あなたが見ているこのブログの記事を代わりに執筆する、といったイメージですね。
日本語が理解できる方なら誰でも挑戦できますし、クラウドソーシングなどのサイトでもよく募集しているので、未経験でも手を出しやすいジャンルです。
ただ、誰でも挑戦しやすい分、稼ぐまでに苦労するジャンルでもあります。稼げるようになるには、ライティングのスキルはもちろん、webマーケティングの知識も必要です。
ちなみに、僕はwebライターとしても活動しているのですが、とりあえず月20万円くらいなら稼げるようになりました。
詳しい稼ぎ方については、webライティングで稼げるようになる為の必須スキル3つを紹介こちらの記事で紹介しています。
動画編集
最近は動画のコンテンツが強い、ということもあり、動画編集で稼いでいる方も多いです。例えば、YouTuberが投稿している動画の編集を担当してお金を稼ぐイメージですね。
稼ぐためのノウハウや勉強方法も情報量が多く、人気のジャンルでもあります。
一般的には、
- 動画編集の勉強
- YouTubeでポートフォリオを投稿
- それを元に営業
という流れがベターなようです。
ただ、時代の流れ的に動画編集に参入している方が多いので、いかに差別化できるかどうかが大切なポイントになりそうです。
メディア運営
ブログなどのメディアを運営して、アフィリエイトやアドセンスで稼ぐ、というのも一つの選択肢です。うまくいけば月収1,000万円も夢ではありません。
ただし、結果が出るまでに数ヶ月〜年単位で時間がかかるので、挫折しやすい人が多いのも事実。僕も過去に挫折済みです。
とはいえ、上記で紹介したクライアントワークとは違って、自分が寝てても収入が入るので、最終的に大きく稼ぎたいならぜひ挑戦したいジャンルでもあります。
YouTube
YouTubeに動画を投稿して稼ぐのもあり。簡単な動画編集のスキルと時間があれば誰でも挑戦することができます。
また、アフィリエイトやアドセンスと同じで、自分が寝てても収入が入るというのも魅力。大きく稼げるジャンルの一つです。
ですが、結果が出にくいので挫折する人が非常に多いのも特徴。視聴者のニーズを探りつつ、継続していけるかどうかがポイントになりそうです。
未経験からフリーランスになる際の注意点
特にスキルがなくてもフリーランスになることは可能ですが、その分覚悟が必要です。特に以下の点は理解した上でフリーランスを目指しましょう。
- 実務経験がない分かなり苦労する
- フリーランス=自由ではない
- フルリモートで働けないケースも多い
- クレカが絶望的に作りづらい
実務経験がない分かなり苦労する
お客さんに仕事をもらって働く、いわゆるクライアントワークをメインに活動する場合は、仕事の受注や経済的な面でかなり苦労します。
例えば、あなたが「自分のwebサイトを作って欲しい」と思った時、以下のどちらにお願いしますか?
- web制作会社で数年経験を積んだwebデザイナー:単価20万円
- 独学で勉強、独立して間もないwebデザイナー:単価20万円
どう考えても、制作会社で経験を積んだwebデザイナーにお願いしたいですよね。例えスキルは同じくらいだとしても、安心感が違います。
この時、独立して間もないと実績も乏しいので、どうしても最初のうちは単価を下げて差別化するしかありません。
そのため、最初は稼ぐにくく、なおかつ仕事も受注しにくい環境が続きます。
もちろん、実績を積んで安心感を与えられるような状態になれば問題ありませんが、最初は稼げない、稼ぎにくい、ということは覚えておきましょう。
フリーランス=自由ではない
フリーランスに対して「自由そう」というイメージを持っている方も多いですが、実はそこまで自由ではないです。
- 営業するのも、業務するのも全て自分なので、やることは無数にある
- 土日はいかに売り上げを上げるかで頭がいっぱい
正直、通常の会社員よりもやることは多いです。
もちろん、そこまで稼げなくてもいいのであれば、自分の時間も増えますが、「大きく稼げるようになりたい!」という方は、朝も昼も夜もお風呂に入っている時でさえ、仕事のことを考える必要があります。
フルリモートで働けないケースも多い
「フリーランスは働く場所が自由!」というわけではありません。
もちろん、フルリモートで働ける案件もありますが、普通の会社員のように常駐して働くケースも多いです。特にエンジニアの場合はよくあります。
「完全フルリモートで働きたい」という方は、受注できる案件もある程度絞られてしまうので、注意しましょう。
クレカが絶望的に作りづらい
フリーランスになるなら、会社員のうちに何枚かクレジットカードを作っておきましょう。独立してしまうと、クレジットカードなどの審査にかなり通りにくくなります。
僕もフリーランスになってからクレジットカードに申込んだことがあるのですが、秒で審査に落ちました。正直、今の悩みのひとつです。
クレジットカードがないと不便なことも多いので、ぜひ今のうちに何枚か作っておくことをおすすめします。
会社員のうちに副業し、それから独立するのが無難
できれば、会社員のうちに副業を始めて、給料と同じくらい稼げるようになってから独立することをおすすめします。
何より、フリーランスは経済的に不安定なので(特に最初)、精神的な安定を保つためにもお金は必要です。
「さっさと仕事をやめて独立したい!」という方は、なるべく貯金してから辞めるようにしましょう。
未経験からいきなりフリーランスになることは可能?:まとめ
今回は、未経験からフリーランスを目指す際のおすすめの職種や、注意点などについて紹介しました。以下まとめです。
- 未経験でもフリーランスになることは可能
- ただし、最初は稼ぎにくい、実務経験もないので苦労する
- 会社員のうちに副業しながら徐々に収益を上げて独立が無難
正直、未経験からフリーランスになると、かなり苦労します。ですが、僕はなりましたし、なってよかったと心から思っています。
これからフリーランスという働き方を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。