コーディング&デザイン

プログラミングで稼げるようになるまでのロードマップ【完全独学】

11月 14, 2019

プログラミングの勉強を始めたいけど、どう勉強していいのか分からない…。そもそも独学で勉強できる?稼げるようになる?

こんな疑問にお答えします。

最近、自分で稼ぐ手段の一つとして、プログラミングの勉強を始める方が増えてきています。

勉強の手段としてはスクールに通う方も多いですが、「スクールの受講料って高いし、可能なら独学で勉強したい…」という方も多いはず。

とはいえ、

  • 「独学で勉強する具体的な方法が分からない」
  • 「どう行動すれば稼げるようになるのか分からない」

などの理由で、なかなか行動に移せていない、移せていてもなかなか思うように上手くいっていない、という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、プログラミングで稼げるようになるまでの具体的な勉強方法や手順、実際の稼ぎ方について詳しく解説します。

この記事を読めば、今後自分がどう勉強を進めていけばいいのか、どう稼げばいいのかがかなりイメージしやすくなるかと思いますので、ぜひお付き合いください。

こんな人に読んで欲しい

  • プログラミングを独学して稼げるようになりたい方
  • どう勉強していいか分からない方

独学が苦手な方へ【0円で基礎を教えてもらえます】

「プログラミングを独学したいけれど、独学で学ぶのはハードルが高くて不安…」という方は、プログラミングスクールの無料体験を活用して基礎だけ教えてもらうのもおすすめです。

今ならTechAcademyが1週間の無料体験をおこなっており、Webアプリケーションの基礎を学ぶことができます。無料なので、まずは体験してみてプログラミングのイメージを掴むところから始めるのもいいかなと思います。

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プログラミングの勉強は独学でも可能だし、しっかり稼げる

まず、勉強を始める前に「独学でも本当に稼げるようになるのか?」「相当センスないと無理なんじゃないの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。

とはいえ、心配しなくても大丈夫。独学でお金を稼ぐことは可能ですし、自分の生活費くらいならすぐに稼げるようになります。

ソースは僕。

僕は今まで「勉強」というものをほとんどしたことが無かったのですが、プログラミングを3ヵ月ほど独学した結果、なんとか生活できるレベルまでは稼げるようになりました。

収入はピンキリですが、駆け出しでも月40万円くらいであれば射程圏内みたいなイメージですね。僕の周りでは独学2ヵ月で50万円稼いでいる猛者もいました。

以下では実際の経験に基づいた勉強方法&稼ぎ方を紹介しているので、再現性も高いはず。

過去の自分を助けるつもりで執筆します。

プログラミングの独学勉強方法&稼げるようになるまで

では、ここからは実際に稼げるようになるまでの独学での勉強の進め方を紹介したいと思います。

大まかな流れとしては、こんな感じですね。

  • 言語を選択
  • オンライン学習サイト「Progate」で基礎を勉強
  • 実際にWEBサイトを真似して作ってみる(模写)
  • WordPressの勉強
  • ポートフォリオを作る
  • 実際に案件を受注してみる
  • 参考書で基礎固めをする
  • フリーランスを目指す場合は仕事を受注するために行動する

順番に解説していきます。

言語を選択

「プログラミング」には複数の言語があり、それを全て勉強するというのはかなりきついです。例えるなら、英語と中国語と韓国語とロシア語を同時進行で全部覚えるようなもの。

想像するだけでも頭がパンクしそうですよね。

そのため、まずは勉強するプログラミングの言語を選択しましょう。

特におすすめなのが「WEB制作」に必要な言語の勉強。

WEB制作は割と学びやすいうえに、案件数が多いので仕事を受注するのも比較的簡単。すぐにお金に繋がりやすいので稼ぎやすいんですね。

実際に僕もWEB制作の勉強をして仕事に繋げることができています。

ちなみに、WEB制作に必要な言語は色々ありますが、僕が実際に勉強したのが以下の4つ。

  • HTML/CSS
  • PHP
  • MySQL
  • JavaScript(JQuery)

この言語を学ぶことで、「会社のコーポレートサイト」や通販サイトでよく見かける縦長の「ランディングページ(LP)」なんかが作れるようになります。

これ以外だとRubyとかもおすすめですが、僕は勉強せずに稼いできたのでここでは省略。以下では、上記の言語を独学で勉強するという前提で解説します。

まずはProgateで基礎を勉強する

プログラミングの独学におすすめなのが「Progate」と呼ばれるオンライン学習サイトの活用です。

このオンラインサイトは初心者向けに様々な言語の学習カリキュラムを用意しており、基礎的な部分を分かりやすく学ぶことができます。

「プログラミングをやったことがない」という方は、まず始めにProgateを利用してみましょう。

ちなみに、Progate以外にも動画でプログラミングを学べる「ドットインストール」というオンラインサービスもあります。

どちらがいいかは人によるのでなんとも言えませんが、僕の場合はProgateをメインで活用していました。

Progateの具体的な進め方としては、

  1. HTML/CSSのコース
  2. jQueryのコース
  3. JavaScriptのコース
  4. phpのコース
  5. MySQLのコース

という順番で勉強を進めるのがおすすめです。

詳しい進め方については模写を始めるのに必要なProgateのコースは3つだけ【WEBサイト】こちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。

実際にWEBサイトを真似して作ってみる(模写)

上記で紹介したオンライン学習サイトを活用して、一通りのカリキュラムが終わったら、実際に既存のWEBサイトを真似して作ってみましょう。このことを「模写」と言います。

模写することで既存のWEBサイトがどんな風に作られているのか理解できますし、より本格的にスキルを習得することができます。

ちなみに、最初は簡単なLP(ランディングページ)の模写から始めるのがおすすめです。

というのも、最初からコーポレートサイトなどのページ数が多く難しいサイトを模写してしまうと、うまく進まなくて挫折する可能性もありますからね。

ただでさえ独学は挫折しやすいので、最初はなるべく簡単そうなサイトを模写するようにしましょう。

「模写するのにおすすめのサイトを知りたい」という方は、初心者がLP模写をするときのオススメサイト3つを難易度別に紹介こちらの記事もどうぞ。

WordPress(ワードプレス)を学ぶ

なんとなく模写ができるようになったら、WordPressの勉強を始めましょう。

ちなみにWordPressとは、サイトの作成やブログの作成が簡単にできるというシステムの一つ。「お知らせ」や「ブログ」などの更新を知識がなくても簡単にできるようになります。

大半のコーポレートサイトはこのWordPressで作られているので、案件も豊富。例えば、クラウドワークスでも以下のように10万円〜30万円のWordPress案件なら割とあります。

このように、WordPressを勉強しておくとかなり稼ぎやすくなるので、ぜひ習得しておきましょう。

ちなみにWordPressの勉強自体は参考書で十分です。特におすすめなのが以下の2冊。

実際に僕も上記の2冊で勉強を進めました。詳しい勉強の進め方については、未経験からWordPressでコーポレートサイトを作れるようになるまでの学習方法こちらの記事で解説しています。

また、コーポレートサイト以外には「WordPressを使ってLPを制作してほしい」という案件もかなり多め。

WordPressを使ってLPを作る方法は、WordPressでのLPの作り方を紹介!サンクスページ付【コピペOKこちらの記事で解説しているので参考にしてみてください。

ポートフォリオを作る

WordPressの仕組みが理解できたら、簡単な案件に挑戦するためにポートフォリオサイトを作ってみましょう。

ちなみに、ポートフォリオとは「自分はこんなことができますよ」「今までこんなものを作っていました」という情報をアピール、まとめたもの。

実際に仕事を受注するには必須ですし、ポートフォリオを作ってみることで今の自分の実力を知るいい機会になります。

以下でフリーランスのWEBエンジニアとして活動している方のポートフォリオをいくつか紹介しますので、参考にしつつ制作してみてください。

ちなみに、WEBエンジニアがポートフォリオサイトを作る時に入れておきたい項目と注意点こちらの記事でもポートフォリオの作り方を紹介していますので、参考までにどうぞ。

また、この機会にポートフォリオを公開するためのレンタルサーバーも契約しておきましょう。

特に初心者の方におすすめなのが以下の2つです。

ちなみに、僕はColorfulBoxを使っています。値段が安い割に高品質なので「レンタルサーバーになるべくお金をかけたくない」という方にはおすすめ。

30日間の無料期間もあるので「試しに使ってみて微妙だったら解約する」なんて使い方もありですよ。詳しくはカラフルボックスの料金や特徴を解説!【エックスサーバーと比較】こちらの記事を参考にしてください。

実際に案件を受注してみる

ポートフォリオができたら、実際に簡単な案件を受注してみましょう。

おそらく多くの人は「えっもう?まだ実力不足だし無理だよ…」と感じるかと思いますが、どんな風に案件を進めるのかを知るためにも重要なプロセスです。

正直、最初はかなり苦労しますが、案件をこなしてみることで、自分の苦手な部分なども明確になるので、ぜひ挑戦してみてください。

ちなみに、最初は案件受注の敷居が低いクラウドワークスを利用することをおすすめします。

簡単なプロフィールを埋めて、気になる案件があればどんどん提案しましょう。

「プロフィールの書き方が分からない…」という方は、クラウドワークスで初受注するためのプロフィールの書き方を解説こちらの記事を参考にしつつ、プロフィールを埋めてみてください。

また、案件を受注する目安としては「7割くらいならできそう」くらいの案件に提案することをおすすめします。

7割くらいできれば、後の3割はググりながら作業すれば問題なし。

この時点で「10割できる」というレベルになるのは厳しいですし、「自信がついてから…」という姿勢では、いつまで経っても案件を獲得できないので、思い切って受注する姿勢が大切です。

参考書で基礎固めをする

実際に案件を受注すると、自分の苦手な部分や知識が曖昧なところが明確になりますので、その部分を参考書などで補いましょう。

例えば、

  • PHPが苦手ならPHPの参考書を漁る
  • JavaScriptが苦手ならJavaScriptの参考書を漁る

といった具合ですね。

ちなみに僕の場合はPHPとJavaScriptがとんでもなく苦手だったので、以下の参考書で基礎を勉強しました。

上記の2冊はプログラミングに触れたことがない超初心者向けに作られているので、かなりおすすめ。とても分かりやすかったです。

よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】」では、MySQLの基礎も勉強することができます。

仕事を受注する

クラウドワークスなどでいくつか実績を作り、参考書での勉強も済んだら本格的に案件を受注するために行動しましょう。

主な案件の受注先は以下の5つ。下にいくほど難易度が低いです。

  • クラウドソーシングのサイト
  • ブログなどの自分が運営するメディアから受注
  • SNSなどで受注
  • 知り合いから受注
  • WEB制作会社に営業して受注

ぱっと見「WEB制作会社に営業して受注」が一番難易度が高そうに見えますが、実は一番簡単です。

逆にクラウドソーシングのサイトは敷居こそ低いですが、競合が多く受注しにくいのと、受注できても割安になってしまうケースも多いので、本格的に稼ぎたい場合はおすすめしません。

クラウドソーシングは、あくまで最初の実績づくりのために利用するようにしましょう。

ちなみに、WEB制作会社に営業する際の大まかな流れは以下の通り。

  1. 営業メールを送信
  2. 返信があった場合、見積書などを持って直接会う&メールのみで完結のパターンもある

自分の場合は、「30通メールを送って3社から連絡、2社から継続的に案件受注」のような感じでした。

僕は営業がかなり苦手なので、たくさんの会社から案件を任せて頂いている訳ではないですが、営業が得意な方はもっといい結果を残せるかな、と思います。

また、営業メールの書き方は、Showheyさんの「Web制作の仕事のとり方が分からない人に捧ぐ『直営業』の教科書」を参考にしました。有料noteですが、かなりおすすめです。

プログラミングを独学して稼げるようになるまでにかかる時間

プログラミングを独学して稼げるようになるまでにかかる時間

上記の流れを最初から最後までこなすには、人にもよりますが大体300時間前後かかるかと思います。

僕の場合でいうと毎日3〜5時間勉強して3ヶ月ほどかかったので、400時間ほどですね。

要領のいい方であれば200時間ほどで稼げるようになる方もいるので、一概には言えませんが、独学で勉強するのであればある程度の時間の確保は必要になります。

ただ、ただでさえ独学は辛いので、できることなら「短期間にがっつり勉強する」ことをおすすめします。

プログラミングの勉強に半年などの歳月をかけていたら、高確率で心が折れます。ちょっと無理してでも3ヶ月ほどは時間を作るようにしましょう。

プログラミングの独学に挫折しそうになったら

上記の流れで勉強、行動していればとりあえず生活できるくらいにお金を稼ぐことは可能です。

とはいえ、プログラミングの独学は簡単ではありません。近くに分からないことを質問できるできる人はいいですが、そうでない場合かなり苦労します。

僕自身、周りに分からないことを聞ける人もおらず、1週間ごとに心が折れかけていました。

そんな僕でも勉強を続けられたのは、SNSの影響が大きいです。

SNSでは、自分と似たようにプログラミングを独学で勉強している方が多く、短期間ですごい実績を作っている人もいるので、モチベーションが底をつくことはありませんでした。

なので、「これからプログラミングを独学する」という方は、学習のモチベーションを保つ為にも、twitterなどのSNSに学習用のアカウントを作ることをおすすめします。

似たような境遇の人が多いので励みになりますし、学習した内容をアウトプットすることで、自分の知識の定着にも繋がりますよ。

また、「独学で勉強を始めたけど、どうしても無理…」という方は、金銭的に余裕があるならプログラミングスクールに通う、という選択肢もあります。

せっかく勉強を始めたのに挫折してしまうのはちょっと勿体なさすぎるので、それくらいならスクールに通ってもいいんじゃないかな、と思います。

ちなみに僕は独学で勉強しましたが、もしスクールに通うのであればTechAcademy [テックアカデミー] がおすすめ。

オンラインで受講できるのでスクールに通う手間も省けますし、無料体験もあるので合わなかったとしても、そのまま辞めればかかるお金は0円。

プログラミングスクールは受講料が高いので、リスクなしでスクールの雰囲気を事前に知れるのはありがたいですよね。

また、プログラミングスクールに関しては、【無料体験あり】初心者におすすめのプログラミングスクール3社を紹介【WEB制作】こちらの記事でもいくつか紹介しているので、参考にしてみてください。

プログラミングの独学勉強方法&稼げるようになるまでのロードマップ【まとめ】

今回はプログラミングで稼げるようになるまでの具体的な勉強方法や手順、実際の稼ぎ方について解説しました。

少し長くなってしまいましたが、ここで紹介した方法であれば稼ぐことは十分可能です。

稼ぐ方法さえ分かっていれば、あとはやるかやらないかだけ。

この記事があなたにとってお役に立てれば幸いです。

それではまた!

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